まちぶせ【石川ひとみ】曲紹介

昭和歌謡曲紹介

こんにちは、平成生まれの昭和ガールこと楓和かえでです!

今回は、小悪魔な女の子が、片思いの男性にさりげなく恋のアプローチをしていく、石川ひとみさんのまちぶせという曲をご紹介します。

平成生まれの視点でご紹介するので、詳しくはこちらを参照ください。

  • まちぶせの曲ってどんな背景で作られたの?
  • 誰が歌っているの?
  • 歌詞の意味は?
  • 聴きどころなどあれば知りたい。
  • 実際に聴いてみたい。

こちらの疑問を楓和かえでの視点でお伝えします。

  • まちぶせが作られた背景をご紹介します
  • 誰が歌っているのか、この曲のポイントをご紹介します。
  • 楓和かえでがギターでカバーしてみました。

まちぶせ【石川ひとみ】の曲紹介をします

 

作詞・作曲:荒井由実、編曲:松任谷正隆

1981年にリリースされた石川ひとみさんの大ヒット作で11枚目のシングル曲です。

当初は三木聖子さんへの提供曲として、荒井由実さんが作詞作曲をした曲です。

石川ひとみさんのヒット以降、松任谷由実さん自身もセルフカバーで1996年に発売しています。

この曲の歌詞は、三木聖子さんの実体験をもとに描かれています。

荒井由実さんが取材をしてできた曲のようです。

また、石川ひとみさん自身も同じような体験があるようで、歌詞がすんなり入ってきたようです。

女性ではこのような体験も珍しくはないのですね!

オリコンチャートでは10位以内にランクし、石川ひとみさんの最大のヒット作でもあるため、紅白歌合戦にもこの曲で初出場しています。

デビュー後なかなか売れない日々を送っていた石川さんは、この曲が歌手生活のピリオドになってもいいと思ったようです。

歌手人生を賭けた曲ともいえますね。

また、この曲は石川さんにとって思い入れのある曲でした。

元々、東京音楽学院に在籍中からこの曲を講師に課題曲として与えられ、毎日歌っていたこと、歌詞が自分にリンクして、熱が入っていたようです。

当初リリースする予定の曲がインパクトに欠ける理由で採用されず、

このまちぶせをカバーすることになったようです。

彼女が歌うべくしてリリースされたのですね。

こちらから実際に曲を聴いてみてください^^

石川ひとみさんについて。この曲のポイントは?

歌い手

歌っているのは、歌手、女優の石川ひとみさんです。

愛知県の出身で、幼少期はおてんばだったそうです。

幼稚園からピアノを始めました。小学6年生の時にのど自慢番組で優勝し、

はじめてテレビに出演しました。

短気大学2年生の時に、オーディション番組「君こそスターだ!」でチャンピオンとなります。

1978年5月25日に「右向け右」でアイドル歌手としてデビューをしました。

デビュー後は容姿と歌声が支持され、人気集めるも、その後ヒット作に恵まれなかったようです。

1981年に、最後の曲とするつもりで「まちぶせ」をリリースすると、好評で販売枚数も多く、この曲で歌の楽しさを思い出したとのことです。

歌手を辞めようとまで思っていたのに、それを吹き飛ばしてしまう「まちぶせ」という曲は、彼女にとってターニングポイントだったのですね。

1979年から1982年まで、NHKの「プリンプリン物語」で声優として主役の声を担当していました。
その他司会のお仕事もして、歌手以外の活動も行います。

その後、B型肝炎が発病し、休業します。

復帰してからも音楽活動を続けています。

曲のポイント

■曲調

「まちぶせ」が作られた時代は、歌謡曲がメインでした。

この曲の編曲を担当した松任谷正隆さんは、歌謡曲らしさを取っ払いたいと思い、色々なアレンジを加えていきます。

曲調自体は哀愁漂い、歌謡曲チックなのですが、アレンジが効いているので斬新な曲に仕上がっています。

イントロから石川さんが歌い出すまでに、少し身体を揺らしながらマイクを持つ姿がキュートですよね。

Aメロはつぶやくように、自分を出しすぎない歌い方、サビでは気持ちが溢れて叫ぶようにも聴こえます。

そんな抑揚が聴く側の心に刺さりますね。

■歌詞

編曲をした松任谷さんが言う通り、“ストーカーの曲”と感じる方も多いのではないでしょうか。

題名からして“まちぶせ”というインパクト大の曲です。

自分が好きな人と、女の子が喫茶店で微笑みあっています。

そう、最近あの子が綺麗になったのは、恋をしているからなのね、と現実を受け入れます。

夕暮れの街角 のぞいた喫茶店

微笑み見つめあう 見覚えある二人

あのこが急になぜか きれいになったのは

あなたとこんなふうに会ってるからなのね

そこで、自分がずっと好きだった彼を振り向かせると決意をします。

好きだったのよ あなた 胸の奥でずっと

もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる

さりげなく距離を詰め、いつしか当初の女の子はふられてしまいます。

自分からぐいぐいアプローチするのではなく、心理戦を駆使して偶然を装って彼をまちぶせする乙女心は、ちょっぴり怖い面もありますが、それだけ本気ということですね。

あのこがふられたと噂にきいたけど

わたしは自分から云いよったりしない

別の人がくれた ラヴレター見せたり

偶然をよそおい 帰り道で待つわ

歌詞の全文はこちらから!

楓和かえでがギターでカバーしてみました。

 

ギターで私なりにカバーしてみました!
ぜひ聴いてみてください!

最後に

いかがでしたでしょうか?

平成生まれの視点で石川ひとみさんのまちぶせを紹介してみました。

既に知っているという方も、はじめて知る方も、これを機にぜひこの曲に浸ってみてください。

そして、自分自身で感じたことを大事にしてください。

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