こんにちは、”平成生まれの昭和ガール”こと楓和かえでです!
本日は言わずと知れた昭和の名曲、久保田早紀さんの異邦人という曲をご紹介します。
平成生まれの視点でご紹介するので、詳しくはこちらを参照ください。
こちらの疑問を楓和かえでの視点でお伝えします。
▼記事の内容
- 異邦人が作られた背景をご紹介します
- 誰が歌っているのか、この曲のポイントをご紹介します。
- 楓和かえでがギターでカバーしてみました。
異邦人【久保田早紀】の曲紹介をします
作詞/作曲 久保田早紀、編曲 萩田光雄
1979年10月1日に発売された、久保田早紀さんのデビューシングル曲です。
サブタイトルは“シルクロードのテーマ”と言います。
作詞作曲も久保田早紀さんがしており、ピアノの弾き語りの曲です。
“異邦人”という曲名がぴったりの、異国情緒あふれる曲調です。
出だしのイントロを聴いただけでも情景が思い浮かびます。
久保田さんが、通学の時に中央線に乗っていた時に、国立駅近くで子供たちが遊んでいるのを見て、冒頭の歌詞ができたようです。
元々は“白い朝”という題名だったのですが、プロデューサーの酒井政利さんにより“異邦人”に変更されたとのことで、彼女自身はこの題名に納得いっていなかったとか。
しかし、この題名はインパクトがあって結果的に多くの人に認知されやすくなりましたね。
プロデューサーの酒井さんは、クリエイティブ制作班と南太平洋裸足の旅という企画を立てて旅をし、そこでのインスピレーションを活かして曲をアレンジしました。
異国をテーマにした曲がこの当時多いのもその理由です。
久保田早紀さんについて/この曲のポイントは?
歌い手
歌っているのは、シンガーソングライターの久保田早紀さんです。
彼女はピアノの弾き語りで、1979年10月1日にこの“異邦人”でレコードデビューをしています。
音楽を始めたきっかけは、母の影響でクラシックピアノを習ったのだそうです。
その後フォークソングや歌謡曲、ビートルズなどを好んで聴くようになります。
学生時代はコピーバンドを組んだり、音楽と共に歩みます。
松任谷由実さんや矢野顕子さんに憧れて、自分でも曲を書くようになります。
自分の曲をレコード会社に応募し、その後下積みを経てデビューに致ります。
曲のポイント
■曲調
最初のイントロからインパクトがあり、聴いただけで異国が思い浮かぶようです。
ゆったりしたテンポの中にも、ピアノで織りなすスタッカートの技法で、歯切れの良いサウンドです。
1つのメロディーの中に、心地良く区切りがあるので間延びすることなく、歌詞を綺麗に伝えています。
イントロとAメロはマイナーコードが多用され、悲し気な印象ですが、サビはメジャーコードが出てきて、少し明るい雰囲気です。
その後またマイナーコードで寂しさを表した曲調に戻っていきます。
ここは歌詞と曲調がうまく連動していますね。
■歌詞
冒頭の歌詞には、子供たちが空に向かい、両手を広げる様子が歌われています。
これは久保田さんが当時電車で通学する時に、中央線から見える国立駅近くの公園で子供たちがはしゃいでいるのを見て書いたものです。
子供たちのように自らも、昨日までは好きな人に手が届くと思っていたのに、現実は違う。
自分が好きになった人は、自分のことをただの通りすがりの異邦人としか思っていない。
そんな寂し気な気持ちを持て余して、人で賑わう市場を歩いてみても、心は置いてけぼり。
私を置きざりに過ぎてゆく白い朝
朝が来ても、自分を置き去りにするようだ。
時間が少しずつ忘れさせてくれるけれど、最後にサヨナラだけの手紙を書こう。
自分の気持ちに折り合いをつけるために手紙を書くけれど、悲しみを持て余してしまう。
歌詞の全文はこちらから!
楓和かえでがギターでカバーしてみました。
最後に
いかがでしたでしょうか?
平成生まれの視点で久保田早紀さんの異邦人を紹介してみました。
既に知っているという方も、はじめて知る方も、これを機にぜひこの曲に浸ってみてください。
そして、自分自身で感じたことを大事にしてください。
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