こんにちは、平成生まれの昭和ガールこと楓和かえでです!
本日は、好きだった人をお酒に例えて、失恋を女性目線で歌った堀江淳さんのメモリーグラスという曲をご紹介します。
平成生まれの視点でご紹介するので、詳しくはこちらを参照ください。
こちらの疑問を楓和かえでの視点でお伝えします。
- メモリーグラスが作られた背景をご紹介します
- 誰が歌っているのか、この曲のポイントをご紹介します。
- 楓和かえでがギターでカバーしてみました。
メモリーグラス【堀江淳】の曲紹介をします
作詞・作曲:堀江淳/編曲: 船山基紀
1981年4月2日に発売された、堀江淳さんのデビューシングル曲です。
デビュー曲でありがら、堀江淳さんの最大のヒット作です。
1981年のオリコンチャートでは、週間3位まで上昇します。
また、53.4万枚を売上げ、1981年の年間ランキングは18位を記録しました。
昭和の名曲としてもポピュラーで、カラオケなどでもリクエストが多い印象です。
歌詞に出てくる“あいつなんか”の場面では指をさす仕草をする人もいますね。
自分の恋を重ねて聴く方も多いのではないでしょうか。
■カバー
この曲をカバーしている方もいます。
研ナオコさん
吉幾三さん
堀江淳さんについて。この曲のポイントは?
歌い手
歌っているのは、シンガーソングライターの堀江淳さんです。
北海道出身で、札幌のライブハウスを中心にプロデビューを目指して活動します。
1979年のCBSソニーの第1回SDオーディションに合格し、1981年にデビューしました。
自身の最大ヒットでもあるこのメモリーグラスは、一躍世間で評判になります。
高音ボイスに、女性目線の歌詞、ギターの弾き語り姿は少し中性的な印象を受けます。
2004年まで活動しますが一度休止します。
その後はラジオ出演や楽曲提供、ボイストレーナーなど地道に活動を続けています。
曲中に出てくる、水割りを下さいという歌詞がありますが、
本人は水割りが苦手なようで、お湯割りを飲んでいるようです。
お酒を提供するお店でアルバイトをしていた時に、よくこの言葉を耳にしていたようで、都内広尾の交差点で信号待ちをしていた時に思い浮かんだそうです。
また、北海道出身なので水割りといえばウィスキーの水割りをイメージしていたそうです。
曲のポイント
■曲調
イントロは、軽快なテンポで昭和歌謡らしい哀愁漂う雰囲気です。
Aメロの歌い出し直前で、一旦曲が止まります。
そこから物語がはじまる感じで、リスナーの心をぐっと掴みます。
Bメロでは少しスローテンポになり、切なさを思い切り表現しています。
サビではAメロと同じフレーズがきますが、最後に一番伝えたいセリフと一緒に盛り上げます。
それなのに最後は少し諦めた感じで曲調が戻っていきます。
■歌詞
何と言っても、この曲の題名になっている“水割りをください”から始まりますが、なかなかインパクトがありますよね。
しかもこのAメロはバックで曲が無になるので、余計にこのセリフが耳に残ります。
失恋した女性がバーで1人、お酒を飲んでいるのが目に浮かびます。
それも、振られたのではなく、自分から振ったのだと少し強がっています。
ふられたんじゃないわ あたしがおりただけよ
遊びの相手なら 誰かを探してよ
自分は本気だったけれど、相手は遊びだった。
そんな男なら、自分から離れるわ という感じですね。
女性ならではの心情を皮肉交じりに伝えています。
グラスの水割りには沢山の恋が溶けていて、この恋も飲み干してやる!という強がった一面も見えます。
本当は好きだったのに、うまくいかない恋に、今夜はどこか自暴自棄な気持ちある。
ゆらり揺らめいて そうよあたしはダンシングドール
痛む素足でもひとりきり踊るのよ
の歌詞には、気持ちのやり場がなくて、ただ1人踊り続けることしかできない。
彼を憎めるのならどれだけ良いだろう。
どんなに想っても、現実は変わらない。
最後は、彼はただの通り雨 のような存在だったと自分に折り合いをつけます。
あいつなんか あいつなんか あいつなんか
ただの通り雨・・・・・・
失恋をして、お酒に酔って忘れてしまいたい日にはうってつけの曲ですね。
歌詞の全文はこちらから!
楓和かえでがギターでカバーしてみました。
ギターで私なりにカバーしてみました!
ぜひ聴いてみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか?
平成生まれの視点で久保田早紀さんの異邦人を紹介してみました。
既に知っているという方も、はじめて知る方も、これを機にぜひこの曲に浸ってみてください。
そして、自分自身で感じたことを大事にしてください。
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