コロナ禍になって気づいたこと、変わったこと。

日常ブログ

みなさん、こんにちは、メープルです。

2020年の3月に緊急事態宣言が出てから、約1年が経過しようとしていますね。

皆それぞれコロナ禍を経験して思ったことや感じたことは少なからずあるはずです。

もちろん私もその1人。今回はコロナ禍の前後で、心境や生活や行動で変わったことを記していこうと思います。

~コロナ禍前の私~

以前の私は、基本外出していることがほとんどで、むしろ家にいる時間はほぼなく、寝るだけのために帰宅しているような感じでした。

お仕事の日は朝から出勤し、仕事終わりも飲み会や、ライブを見に行くなどで帰宅は深夜がほぼです。

土日は自分のライブ活動や、事務所でのレッスン(当時は芸能事務所で毎週レッスンでした)、友達と会ったりするなど、多い時は1日に3アポ程入れていたので、とても忙しい日々でした。

その頃も自分で日記を毎日つけていたのですが、決まって出てくる文言は、

「今日は疲れています。私には休息が必要です。家に帰って布団にくるまって眠りたい。」でした(笑)。

動いていないと死んでしまうマグロのような人生を送っていました。

その頃よく思っていたのが、”私はこのままこの忙しさを理由に、自分と向き合う時間を先伸ばしにして、見ないフリをいつまで続けるのか。どこかで冷静になって、自分を取り戻さなくては。”という強迫観念のようなものです。

今のままいくと、どこかでガタがきて、自分が破滅してしまう。だけど、きっかけがない、立ち止まることが怖くてできない と思っていました。

人間、そのように思っていると必ずどこかで歯止めがかかります。

私にはそれが、社会をガラリと変えた”コロナ”だったのです。

~コロナ禍社会の私の生活~

さて、2020年3月に東京に緊急事態宣言が発令されてからというもの、物事や状況は一変していきます。私の生活も大きく変わり、それに伴いメンタル面も影響を受けました。

  • 仕事⇒リモートワークへ
  • リアルライブ⇒配信ライブへ
  • 飲み会⇒リモート飲み会
  • 買い物⇒オンラインがメイン
  • 外出⇒インドアへ

このように、自分を取り巻く環境が変わっていくことで、生活そのものも変わります。

最初は初めてのことで、少しわくわくする半面、長い時間この状況が続くと精神的に不安定になっていきました。私は外出して人と会うのが当たり前、特にライブなどは不特定多数の人と接する機会が多いので、そういったものが全て遮断されてしまったとき、困惑と寂しさが押し寄せてきました。

人と接触しないことで、孤独を感じたり、不安を覚えることも多くなりました。

精神に影響を及ぼすメディアの存在

自粛期間が多くなったことで、メディアに触れる機会も増えました。

世界を巻き込んで様々な憶測や情報が連日報道される中、家で過ごすことが増え、TVやSNSなどのメディアからの情報を取り入れることが多くなったのです。

中には事実を伝えるだけでなく、時には過激に、時には内容を歪めて不安を煽る表現もあります。

人間は不安が募ると、小さな問題も過敏に反応して、攻撃することもあります。

それが集団になるともっと大きな負の影響力を持って、周りを巻き込んでいきます。

もちろんプラスに働くこともありますが、社会情勢や目の前の生活が一変することでマイナスに働くことが多いように感じました。

そのような時はメディアからの情報を遮断して、家族に電話をして話したり、家の周りを散歩して、人の営みを感じることで紛らわしていました。

気づけたこと!

コロナ禍になったことで、すべてがマイナスになったわけではありませんでした。

社会も生活も価値観も変えてしまう大きな出来事は、悪い面も良い面もあぶり出されるのです。

私が大きく変化したことは

  • 自分と向き合う時間が増えた
  • 人と会うことの大切さ
  • リモートやオンラインでできることの発見
  • 変化に対する順応力
  • 同じ日々が続くことはなく常に変化する。だからこそ今この時を大切にする
  • 目の前の人への愛情が増す
  • 自分のメンタルとフィジカルの健康を大事にするようになった

数えればもっと沢山あるのですが、今まで時間に流され、自分と向き合うことを後回しにしてきた私にとっては非常に大きな変化でした。

”当たり前”という概念がなくなり、その時一瞬、一瞬を大事にするようになりました

何事にも感謝する気持ちが生まれました。

こうして今日を生きることができている、大切な人が元気でいてくれる、小さなことですがとても重要な気持ちの変化です。

中には大切な人をコロナで亡くしている方もいます。仕事を奪われ、生活に困窮することもあります。

悲しみが沢山押し寄せてきて、行き場のない感情を抱えている人も沢山います。

人は全員を幸せにすることも、救うこともできません。

だけど、自分の周りの人、目の前の人、何よりも自分自身に愛を持って接することができれば、その輪が広がって、少しはいがみ合いや争いはなくなるのかな、と思う今日この頃です。

余裕がない時はそんな気持ちにはなれないですが、自分を責めるのではなく、どうしたらもっと幸せに生きていけるかを少しだけ考えてみる、良いきっかけになりました。

少しだけ、プラスに考えることができるようになった私です。

色々な痛みを抱えて、様々な思いを抱いていると思いますが、この記事を読んだあなたも、自分と向き合って、心のメッセージに耳を傾ける時間をとってみるのはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました